夕陽を追って

 楽しかった綏棱での3日間のチャーターもいよいよ大団円を迎えようとしています。中国東北部の冬は日が暮れるのがことのほか早く、昼ご飯を食べて間もなく、午後2時を過ぎるともう夕方の雰囲気になってきます。そして3時過ぎ、夕日がバックに入るカーブで最後の撮影をすることになりました。快晴無風の素晴らしいコンディションです。赤い夕陽を追って汽車が走り去り、後には煙だけが残る、といった中国東北部のイメージ通りの写真を撮ることができて大満足です。日没まで若干時間があるので列車をバックさせて、結局この場所では3回も撮ってしまいました。

 感動的な撮影が終わると次の目的地、鶴崗まで怒涛の移動です。モーターカーは綏棱まで全速力で走り、必死で追いかけてきたC2は途中で故障してしまったそうです。待っていたバスに乗り換えてハルビンに行き、夕食を食べて寝台列車に乗り込めば、佳木斯まではひと眠りです。

(2007.1.1 綏棱森林鉄道 Suileng forest railway)

2006.12.30
綏棱でチャーター
現役の香り
可愛いい列車
牡丹江型DL
2006.12.31
招待所のオンドル
凍結した川
黄金色の世界
2007.1.1
好みのアングル
運材台車に囲まれて
・夕陽を追って
2007.1.2
鶴崗の通勤列車
2007.1.3
一番列車
2007.1.4
長大編成
2007.1.6
梨樹の煙