一番列車

 鶴崗炭鉱の専用線では朝の通勤列車がメインターゲットになりますが、初日は僅かなタイミングの差で1本目の通勤列車を撮り逃がしてしまい、素晴らしい白煙を呆然と眺めることしかできませんでした。悔しい思いをしただけに、翌日は早起きをして朝食もそこそこに、まだ暗いうちにホテル出発して朝一番の通勤列車を待ち受けることにしました。

 日の出の時刻とほぼ同時にやって来る一番列車、順光サイドで撮るのもよいけれど、ここはひとつ畑の中からシルエットで狙ってみることにしましょう。だんだん空が明るくなってきて、朝焼けの色が綺麗です。まもなく陽がのぼるという時間にブラストが聞こえてきて、列車が現れました。列車には光が当たっているのですが、太陽はまだ築堤の裏側です。あと数分遅く来てくれたらなぁ。ここいらへんが現役蒸機の難しさで、チャーター撮影のようにうまくはいきません。

(2007.1.3 鶴崗炭鉱専用線 Hegang coal railway)

2006.12.30
綏棱でチャーター
現役の香り
可愛いい列車
牡丹江型DL
2006.12.31
招待所のオンドル
凍結した川
黄金色の世界
2007.1.1
好みのアングル
運材台車に囲まれて
夕陽を追って
2007.1.2
鶴崗の通勤列車
2007.1.3
・一番列車
2007.1.4
長大編成
2007.1.6
梨樹の煙