田圃に水が入る頃

 行きたくて行きたくて、なかなか行けなかった岡見貨物、ついに前日青浦で見ることができました。何でもない平日で天気予報も良くて、どうにかお休みもいただいて、やっと来ることができたのですが、翌23日は何と「奇数月の第4水曜日」でした! そう、2か月に一回、平日なのに山陰線の海沿いの区間を、重連の岡見貨物が走らない日です。ばたばたと計画して、飛行機の切符も取ってからこのことに気がつきました。一瞬途方に暮れたのですが、梅雨の時期も近づいていて、これだけの条件が次にいつ揃うかわかりません。

 というわけで、23日は美祢線でDD51を迎え撃つことにしました。そのため、岡見からはるばる新山口まで行って駅前のホテルで1泊しました。そして早起きをして四郎ケ原に向かい、昨日青浦で撮ったフライアッシュ貨物がやって来るのを待ちます。うまい具合に撮影地手前の田圃に水が入っていて、なかなか良い雰囲気です。線路端も綺麗でポイントが高いです。代掻き直後で若干水が濁っていましたが、贅沢を言っていたらきりがありません。

 何より良い天気で、列車を待っていても大変よい心持ちです。そしてお待ちかね、DD51のエンジン音が聞こえてきました。水鏡というほどではありませんが、田圃に映った列車もそこそこの雰囲気です。かつての貨物街道に残った唯一の忘れ形見、とでも言うべきこの貨物列車。はるばるやって来て本当に良かったと、しみじみ思った初夏の美祢線でした。

(2013.5.23 美祢線 厚保-四郎ケ原 Mine line Atsu - Shirogahara)

2013.5.22
青浦、リベンジ