装飾罐

 2日に1本しか撮ることができない貴重な旅客列車、第1Ω手前で撮ってから、早速サミットまで追いかけます。列車は高度を稼ぐために大きく迂回、というより一度嗄拉徳斯汰の方へ戻ってから、六地溝駅を通って上店までやって来ますから、サミットのトンネル手前ではゆっくり時間をかけて立ち位置を決めることができます。

 先ほどはサイドからの撮影だったので写真ではよくわかりませんが、牽引していたQJ6631号機は綺麗に磨き上げられた装飾罐でした。集通鉄路では、装飾罐は旅客列車に限定運用されていたようでですが、昨年の訪問時には会うことができず、今回初めて遭遇することができました。せっかくの装飾罐ですから、サミットではトンネルの手前で正面から撮影することにしました。

 前進型蒸機にとって8輛編成の客車など軽いもの、とばかりに結構なスピードでやって来ました。この写真、煙で客車が隠れていたりして、当時はあまり気に入っていなかったのですが、20数年経って改めて見てみると、悪くはないじゃないかと思い直しています。翌年にはダイヤが変って、熱水で旅客列車を撮影することができなくなってしまい、装飾罐を見ることもできなくなってしまいましたから、良い記録ができたと思っています。

 ところで、このQJ6631号機、1999年にIMONからHOゲージの素晴らしい模型が発売されて、思わず買いたくなってしまったのですが、お値段のほうも1回訪中できるくらい素晴らしくて、購入を諦めてしまいました。今となっては一寸心残りではあります。

(1997.12.31 集通線 六地溝-上店 Jitong line Liudegou - Shangdian)

1998.1.2
僥倖
1998.1.3
三たび、承徳へ