ホリデー快速富士山
 2013年7月、前月に富士山が世界文化遺産に登録されたことを受けて、休日に走っていた「ホリデー快速河口湖」号が、「ホリデー快速富士山」号という列車名に変わりました。そして「ホリデー快速富士山」号の主役、豊田の189系には新しいヘッドサインも用意されました。赤富士をデザインしたヘッドサインは格好良くて新鮮、JR東日本のやる気を感じさせるものでした。

 新しいヘッドサインも誇らしげに走る「ホリデー快速富士山」号、その姿を正面から撮りたいと思っていたのですが、午前中に西へ向かって走り、午後に東へ帰って来る運用ゆえ、正面のヘッドサインを順光で撮れる場所は限られます。国鉄時代なら後追いでも一向に構わなかったのですが、今日ではヘッドライトが点灯していないと、すぐに後追いとバレてしまいます。

 ということで、正面に日が当たる「ホリデー快速富士山」号を撮りに、はるばる富士急線内まで遠征することになりました。あずさ色のM50編成、国鉄特急色で特急シンボルマークが復活したばかりのM51編成、グレードアップあずさ色のM52編成、この当時3色あった八トタ189系電車の中で、ターゲットは当然M51編成になります。こいつが「ホリデー快速富士山」号に充当されて、なおかつ天気が良い日を狙って撮影に出かけました。

 貴重な国鉄特急色を纏ったM51編成、下り方タイフォンカバーの調子が悪くて、開きっぱなしで走って来ることも多くて悩まされたものです。実はこの写真を撮る前週にも同じ場所で待っていたのですが、「パッカーン」とタイフォンカバーが開いた姿でやって来て、あえなく撃沈してしまいました。そして懲りもせず翌週また出掛けて、やっと満足いく写真が撮れました。

(2015.7.25 富士急行 三つ峠-寿 Fujikyu railway Mitsutoge - Kotobuki)