シリグリのバザール
 今回のツアーで逗留したウインダミア・ホテル、ゆったりした時間が流れる魅力的な宿でした。食事の際には、各テーブルにタイプライターで打ったメニュー・カードがあるあたり、このホテルの面目躍如といったところでしょう。そして給仕にも人手がかかっていて、いろいろ相談しながらメニューを選ぶことができます。鉄道マニアが使うには勿体ないようなホテルです。

 ダージリンの3日目、日本を出発して5日目にして、シリグリからティンダリア区間に短縮されてしまったといいながら、待望のチャーター列車を撮影できることになりました。まだ暗いうちからダージリンのホテルを出発して麓のシリグリへ向かいます。既に何回もダージリンに来ている歴戦の勇士の方々を含めて、みんな気合いが入っています。

 まずはシリグリの駅で機関車のスナップを撮って、チャーター列車の追っかけを始めます。最初にやって来たのはシリグリ郊外の素朴なバザールです。諸先輩方の話によれば、昔と比べて随分寂しくなってしまったそうですが、新参者の私から見れば、この賑わいは十分魅力的です。そして汽笛を鳴らしながら、我らがトイ・トレインはバザールの中にやって来ました。

(2010.4.28 ダージリン・ヒマラヤ鉄道 シリグリ-スクナ Darjeeling Himalayan Railway Siliguri - Sukna)

バザールで見かけた少年
バザールで見かけた少年

2010.4.26
ダージリンヘ!
ジョイ・ライド
夜のしじまに
2010.4.27
ソナダにて、回送列車
2010.4.28
・シリグリのバザール
小さな機関車の小さなカマガエ
山道に沿って
急カーブ
最初のスイッチ・バック
再び、スイッチバック
三たび、スイッチバック
断崖を攀じ登るトイ・トレイン
山を下りる回送列車
2010.4.29
ブロード・ゲージとナロー・ゲージの平面交差
茶畑に沿って走る
ジャングルの中を行く
黒煙を吐いて力闘
険しい山道
第3スイッチバックで煙幕
ダージリンの定期列車、無骨なDL
2010.4.30
カルシャンの朝
カルシャン市内の混沌
ダージリンの茶畑
トイ・トレイン
さらばダージリン、また来る日まで