混合列車 [記憶に残る鉄道情景] Railway Photos

客車と貨車がひとつの列車に編成される混合列車のように、個性豊かでちょっと懐かしい鉄道情景をご覧いただきたいと思います。

カテゴリ: 集通線 Jitong line

 中国の地方鉄路ではよくあることでしたが、ここ集通鉄路も日によって列車本数に結構な差がありました。次の東行き貨物がやって来るまで3時間、もう昼過ぎになってしまいました。これが短距離の鉄道なら「元日は列車本数が少ないね。」という話になるのですが、何日もかけて ...

 充実した大晦日の撮影を満喫して新しい年を迎えました。気がつけば今回のツアーの熱水滞在も最終日になりました。元旦とは言っても特別なことは何もなく、いつものようにカップラーメンの朝食を食べて撮影に向かいます。新年最初の撮影は日の出前の下坑子の駅で東行き貨物 ...

 列車本数が多くて充実していた大晦日、この日撮影した最後の列車は、客車に続いてやって来る西行きの貨物となりました。上店のトンネルの上でガイドのHu氏は、「この丘に登ってみな。」とと言ってトンネルの上の小山を指差します。撮影地の下調べには定評のあるHu氏のアド ...

 2日に1本しか撮ることができない貴重な旅客列車、第1Ω手前で撮ってから、早速サミットまで追いかけます。列車は高度を稼ぐために大きく迂回、というより一度嗄拉徳斯汰の方へ戻ってから、六地溝駅を通って上店までやって来ますから、サミットのトンネル手前ではゆっくり時 ...

 内蒙古自治区の集寧と通遼を結ぶ集通鉄路、内蒙古から東北部への石炭をはじめとする貨物輸送のバイパス線として建設されましたから、もともと旅客輸送はおまけのような存在でした。このため開通当初の旅客列車は、集寧南から通遼までの直客と集寧南から大板までの普客が一 ...

 朝から列車本数が多かったこの年の大晦日、午前中に東行き列車を2本撮った後、昼前に西行き列車があるとのことで、嗄拉徳斯汰から上店まで追いかけることにしました。前進型重連とはいうものの列車のスピードは遅いので、途中で何か所か撮れるだろうと期待して、初めての集 ...

 下坑子駅でなかなか見事な接近戦を果たし、その興奮も冷めやらぬうちに、前進型重連の列車は経棚側の第2Ωを抜けて、二段目の勾配を駆け上がります。そして二段目のハイライトは、何といっても雄大な光景の中の司明義大橋です。 大きな築堤を経て、綺麗なカーブを描く司明 ...

 大晦日の集通鉄路は朝から列車が多くて、司明義大橋でシルエットを取ってから1時間ほどで、次の東行き貨物がやって来ます。ツアーのメンバーはそれぞれ好みの場所に散開しましたが、私とM氏の2名は下坑子駅を出てすぐのストレートで線路端かぶりつき写真を撮ることにしまし ...

 大晦日の朝もいつものように早起きをして、まだ暗いうちにホテルを出発します。上店の駅で聞いてみると、今日は列車の本数が多いようです。すぐに西行きの列車が来るということで、まだ日の出前の時間ではありましたが上店手前の国道から撮りました。そして更に東行き列車 ...

 集通鉄路の熱水は一年を通して風の強い土地ですが、開通初年度の年末は、その強風の影響をあまり受けずに撮影することができたように思います。しかし2年目の年末には当地の強風はその本領を遺憾なく発揮して、慣れない撮影者たちを翻弄することになりました。12月28日こそ ...

 集通線の開業当初、熱水の経棚側の撮影地で最初に有名になったのが、下坑子駅の南側に聳えていた、通称A山です。下坑子駅侵入から第2Ωから第3Ωを望み、さらに二地のΩの出口まで見渡せる第一級の撮影地です。しかし、当時は司明義大橋近くの国道はまだ工事中で、集落にほ ...

 昨年、初めての熱水行きの際には、他のツアーに先に寝台券を取られてしまって、北京から延々冷凍バスでの熱水入りを余儀なくされたのですが、2年目の熱水は訪れるツアーも少なくて、無事寝台車で赤峰に向かうことができました。赤峰駅からなら熱水まで4時間あまり、楽ちん ...

 もう20年も前になりますが、20世紀の中国では今と比べると人件費も旅行代もずいぶん安く済みました。その一方でネットのなかった当時、中国国内の列車やホテルなどの手配は大変困難でした。ましてや中国語を解さない私のような者にとって、個人旅行など全く不可能でした。 ...

 11月24日から27日までの4日間、熱水で楽しく撮影をしましたが、最終日はちょっと気分を変えて大板に行ってみました。まず朝一番に集通鉄路の要衝、大板機務段を訪問しました。 機務段では早朝から多くの前進型蒸機がたむろしていて、そこここから立ち上る蒸気が良い雰囲気 ...

 二地のオメガカーブに入った列車はレンガ工場そばの橋梁を渡るところまで見ることができますが、その後はしばし視界から消えてしまいます。そして待つこと数分、トンネルを抜けた前進形重連の号砲が聞こえてくると間もなく、足元の線路に姿を現します。 はるか遠くの線路 ...

 この日の東行き貨物の2本目はどこで撮ろうか悩んだのですが、これまで行ったことがなかった二地のオメガカーブ出口付近の岩山に登ってみることにしました。集落のそばで車を降りて岩山をえっちらおっちら登って目指す撮影地にたどり着きました。 弾む息を整えて見回してみ ...

 経棚駅にほど近いコンクリート橋、青空と雪山をバックにカーブした橋が畑の中を横切っています。ロケーションとしては最高で、下の畑の中から撮るもよし、線路端でもOK。さらに橋を渡り切った先は切通しになっているので、小山に登れば小俯瞰もできるという場所でしたから ...

 哈達山では単機でやって来た前日のリベンジを果たし、あわゆくばもう一本夕陽の写真が撮れないかと期待していたのですが、そうはうまくいかないのが熱水の常です。夕方の貨物は経棚駅で入れ換えを始めてしまって、発車前に日没投了となりました。それでも良い写真が撮れて ...

 列車本数が多かった一日ですが、午後からは経棚側に向かいました。上店の先で、すぐに上ってくる列車に遭遇して国道からサイドで撮りました。まだ東行きの列車があるようなので、昨日単機牽引に祟られたポイントでリベンジを期すことにしました。雪が降った翌日の習いとし ...

 熱水の3日目は朝からよく晴れました。いつものように上店駅で列車の時間を聞くと、東行き、西行きともそれなりの本数があるようで一安心です。すぐに東行きが来たので上店駅手前の築堤で構えました。いい煙が出ていたのですが、列車に陽が当たる前に来てしまって残念賞でし ...

 午後の陽を浴びて岩山の麓をゆく列車、残念ながら単機牽引でやって来てしまいましたが、この日は列車本数が多くて、もう1本東行きの列車が撮れそうでした。そこで本日最後の列車は、山から降りて司明義大橋そばの道路沿いから撮ることにしました。 日のあるうちに列車が来 ...

 雪から晴れへと変わった熱水、サミットで西行き貨物列車を堪能した後、経棚側の撮影地に向かいました。朝の雪が嘘だったような雪晴れになり風も弱かったので、下坑子のオメガの二段目と三段目の間、後にできた哈達山駅のそばに行きました。この場所は一段目を上ってくる列 ...

 朝から降っていた雪もやんで、雪晴れとなった熱水を駆ける前進型重連。まずは段々畑のなかのアウトカーブを180mmで切り取ってから、85mmをつけたカメラに持ち替えて、白銀の景色を大きく入れ込んで接近戦に挑みます。興奮を抑えてアングルを決めて再びシャッターを切るまで ...

 雪が降りしきっていた朝、今日の天気はどうなるのだろうかと気に病んでいましたが、昼前には天候が急回復して青空が広がってきました。ちょうど昼前後に西行きの貨物が2本あったので、サミットのトンネルに行ってみました。1本目は下の畑から撮って、2本目は国道上の小山に ...

 熱水に行って、雪晴れで列車本数が少ない日と、悪天候で列車がいっぱい来る日では、どっちが良いかと聞かれれば、当然のことながら列車がいっぱい来る日のほうが良いに決まっています。という訳で、この日は朝からルンルン気分で撮影を始めました。降りしきる雪の中、上店 ...

 熱水2日目の朝、目が覚めて外を見ると雪が降っています。快晴の翌日に雪が降るというのは、よくあるパターンです。いつものようにカップラーメンの朝食を食べて、まずは上店駅に向かいます。嬉しいことに今日は列車の本数も多いようです。 早速まだ薄暗い上店駅を通過する ...

 冬の集通線、熱水にはずいぶん通いましたが、雪があるかないかでは景色が全然違います。それで正月のほかに11月や2月に、1シーズンに2回訪問した年も結構多かったです。まぁ、2回行けばそのうち1回は雪があるだろう、という今から思えば随分いい加減な理由ですが、当時は気 ...

 中国では珍しい温泉保養地、熱水の町には当時から何軒もの立派なホテルが並んでいて、厳寒の撮影地から帰ってきても、熱い温泉で冷え切った体を温めることができました。満足にお湯が出なかった南岔賓館は論外としても、給湯時間が一日数時間で湯量も限られているホテルが ...

 上店駅手前のトンネルで西行きを撮って上店駅に向かうと、次の東行きの貨物はもう到着しており、西行き貨物の通過を待っていました。それではこの列車は上店駅の発車を撮ることにいたしましょう。上店駅を発車してからサミットのトンネルまでのわずかな区間が、この列車最 ...

 曇りベースで始まっ5日間の熱水訪問、次第に天気も良くなり撮影にも気合いが入ってきたのですが、早くも最終日を迎えました。今日は赤嶺から夜行列車で北京に行くため、昼過ぎには撮影を終えなければなりません。よく晴れていますが相変わらず風が強い一日でした。 いつも ...

 この日は良い天気でしたが、とにかく風の強い一日でした。朝8時頃に経棚の通称第1橋梁で桜田順光写真を撮影した後、下坑子のオメガ3段目、後に哈達山駅ができる付近の丘の上に陣取って次の列車を迎え撃つことにしました。司明義大橋も眼下に望むことができ、雪化粧したバッ ...

 美しい夕景に興奮して美味しいビールをしこたま飲んだ翌朝も、相変わらず風は強いながら良い天気に恵まれました。カップラーメンの朝食を食べてから上店駅に向かい、列車の時刻を教えてもらうところから熱水の一日は始まります。今日は朝に東行き列車があるということで経 ...

 夕陽に染まる下坑子の山をバックに前進型重連を撮った後、陽が陰る前にこの列車が上店の築堤に辿りつけばエロエロ光線で撮れるのではないかと考えて、上店まで車で追いかけることにしました。急いで撮影機材を撤収し車が待っている道路まで築堤を駆け下ります。 下坑子か ...

 下坑子の築堤から司明義大橋と岩山を望むポジションをすっかり気に入ってしまい、次の列車も同じ場所で撮影することにしました。とは言うものの、あてにならない集通鉄路のダイヤでは次の列車がいつ来るかは定かではありません。うっかりすると列車が来る前に日没投了、な ...

 集通鉄路の経棚峠はその線路配置の凄まじさもさることながら、標高1,000mを超える高地に位置することによる素晴らしい沿線風景が、その魅力を作り出していたのではないでしょうか。線路が走る高度あたりまでは辛うじて草木が生えていますが、背後にそびえる山々は岩肌をむ ...

 集通鉄路、熱水は風の里です。一年を通して風が強い土地で、十数回も訪問しましたが無風の日など数えるほどしか記憶にありません。朝起きてホテルのボイラーの煙突を覗いてみると、いつものように煙突から出る蒸気が真横に吹き飛ばされているのが見えます。あぁ、また今日 ...

 集通鉄路の熱水では山から俯瞰する撮影地も多かったのですが、視界のきかない雪の日などは必然的に線路端での撮影が主体になります。この日も朝から小雪が舞っていたので、経棚寄りの鉄橋のアウトカーブ側で列車を待つことにしました。 ホワイトバランスを自由に変えられ ...

 1997年から2000年にかけては文字どおり中国の蒸気機関車にはまっており、毎年2回は訪中していました。年末年始はツアーに参加し、それに加えて、寒くなりだした11月頃には個人手配で撮影に出かけるのが定番でした。なかでも1999年は3月に林鉄ナロー、11月に熱水、そして年 ...

最後に当時の熱水の状況をメモしました。運行状況など蒸機末期とは異なっていたのがわかります。[参考] 熱水の状況について 列車本数は、日により差が大きいが、冬場の撮影時間帯(8時~16時)に、客車を含めて片側概ね4本といったところであった。線路配置は複雑であるが、 ...

 穏やかな冬枯れの景色は一日で一変し、熱水は冬山になっていました。雪山賛歌 大晦日は早朝から雪となり、視界がきかないため、終日経棚側のスパイラルで線路端の撮影となった。ああ、今日もまた熱い温泉に入れる。 大晦日の晩は爆竹で盛り上がり、明けて元旦である。天 ...

 悪戦苦闘してたどり着いた熱水ですが、峠に挑む前進の勇姿に心も弾みます。前進の里 翌日は、朝食後9時に赤峰のホテルを出発し、熱水に2時頃到着した後、サミット付近で上下各1本の重連を撮影した。期待した雪こそなかったが、気温も比較的暖かく、風も穏やかで、久しぶり ...

 1996年の年末に初めて集通鉄路を訪れたときの様子を旅行会社の会報に載せました。20年近く前の文章で大変に恥かしいのですが、何回かに分けてご紹介したいと思います。冷凍バス 「えっ、このバス暖房がついていないんですか」 12月28日午後2時、我々17人とガイドのHu氏を ...

 世界で最後の本線蒸気機関車が活躍する路線として勇名をはせていた集通鉄路の前進型重蓮です。 集通鉄路は内蒙古自治区の集寧と通遼を結ぶ945kmの地方鉄路で、1995年に開通しました。貨物輸送のバイパスとしての役割と地域開発の期待を担って開通した新線ですが、機関車は ...

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