混合列車 [記憶に残る鉄道情景] Railway Photos

客車と貨車がひとつの列車に編成される混合列車のように、個性豊かでちょっと懐かしい鉄道情景をご覧いただきたいと思います。

カテゴリ: DC 私鉄

 ひたちなか海浜鉄道の旧型気動車のなかで今でも現役を通しているキハ205、国鉄キハ20のラストナンバー キハ20 522が出自で、水島臨海鉄道に払い下げられてキハ210となっていましたが、1996年に茨城交通にやって来てキハ205を名乗りました。水島臨海鉄道当時に冷房改造され ...

 惜しまれながら2007年3月いっぱいで廃止されてしまった鹿島鉄道、航空自衛隊百里基地への燃料輸送が健在だったころから何回か訪問する機会はありましたが、これは廃止を半年後に控えた2006年10月に訪問した際の写真です。 つくばエクスプレス開業によって、高速バスなどで ...

 塗装費用節約のためという本家国鉄と同様の理由で2014年にタラコ色になり、しかも塗装の劣化が進んでボロボロの状態になってしまっていたいすみ鉄道のキハ52でしたが、この年に再び本来の一般色に塗り替えられて美しい姿が復活しました。その姿を再び見てみたいとの思いが ...

 25歳の夏、六日間の東北旅行の三日目は良い天気に恵まれて、午前中は津軽鉄道を撮影、午後はバスで小泊まで行きました。津軽鉄道では嘉瀬で客車列車を撮ったあと、終点津軽中里の一つ手前、深郷田まで行きました。気象庁のデータによれば、この日の五所川原の最高気温は28. ...

 1988年に北海道で「C62ニセコ号」が走り出してから、毎年ゴールデンウィークにはC62を撮りに出かけることになりました。そして、ちょうど同じ年に青函トンネルが開業したこともあって、渡道の前後に東北地方を訪れることもゴールデンウィークの楽しみになったのでした。  ...

 2007年に廃止されてしまった鹿島鉄道がまだ元気だった1989年、住宅都市整備公団(当時)が開発した南台ニュータウン(フローラルシティ南台)のアクセスのために、石岡南台駅を新設するとともに石岡・玉里間の区間列車を増発しました。その際に新形のKR500形も2輛新製されて、 ...

 いすみ鉄道のキハ52がタラコ色に変わった2014年、夏休み中のファンサービスとして、普段は土休日にキハ28との2輛編成で運行しているキハ52を、平日に単行で走らせてくれました。いすみ鉄道でキハ52が走り始めた頃、中井精也氏が開拓した撮影地には単行列車が似合う場所が多 ...

 3月も下旬、春分の日の頃になると日に日に暖かさが増して、なんとはなしに楽しい気分を感じられる日が増えてきます。まだ桜や新緑の季節には早くて景色は荒涼としていますが、日差しはすっかり春のもので、そんな日はどこかに撮影に出かけたくなってしまうものです。 この ...

 関東地方でも、当時はいくつかののローカル私鉄で走っていた国鉄形のボロキハですが、その中でも関東鉄道のキハ101、キハ102は印象が薄く、なかなか訪問する機会がありませんでした。当時、ひたちなか海浜鉄道のキハ205、キハ2004、キハ2005やいすみ鉄道のキハ52などは事業 ...

 1979年に関東鉄道から分離された鹿島鉄道、同時に分離された筑波鉄道が1987年に廃止されてしまったのに対して、自衛隊百里基地の燃料輸送に活路を見いだして、なんとか命脈をつないでいました。1990年度の運輸成績を見てみると、旅客運輸収入316百万円に対して貨物運輸収入 ...

 この季節、休みの日に雪の天気予報が出たりすると、もう嬉しくて夜も寝られない気分になってしまうから不思議です。この日も、前の晩から雪が降るかもしれないという予報が出ていました。早起きして各地のアメダスを調べてみると、水戸の積雪が6cmと出ていました。ひたちな ...

 2011年の地震で大きな被害を受けたひたちなか海浜鉄道も7月には全線で復旧して、再び元気な姿を見せてくれるようになりました。また、国鉄キハ20を引き継いだキハ205が冷房付きの強みを活かして、同鉄道の主力の一角として活躍してくれたのも嬉しいことでした。 8月末の日 ...

 毎年のように通ったゴールデンウィークの「C62ニセコ号」ですが、その前後に北海道や東北のさまざなま鉄道を訪れることができました。なかでも野辺地から七戸までトコトコ走っていた南部縦貫鉄道などは、こんな機会でもなければまず訪問することはできなかったと思っていま ...

 電化できない通勤路線として大量のディーゼルカーを使い続けている関東鉄道常総線で、時代が昭和から平成に変わった頃、キハ300、350、100形(元国鉄キハ30、35、36形)の一族が主力として大活躍していました。時代の要請に合わせて冷房装置も搭載していましたが、1993年から ...

 大糸線で使用されていたキハ52が千葉のいすみ鉄道にデビューしたのが2011年ですから、もう6年以上も経って房総の風光にもすっかり馴染んでいます。なかなか訪問する機会がないうちに、2013年にはキハ28も富山からやって来て2連で走り出しました。そして6月にはヘッドマーク ...

 2013年のゴールデンウィーク、ひたちなか海浜鉄道のサイトを見ていると、5月5日と6日の二日間、キハ205+キハ2005の編成が運用に入るとのことでした。めったに見られない国鉄一般色と国鉄急行色のコラボです。天気予報でも良い天気が続くといっています。これは行くしかない ...

 南部縦貫鉄道という鉄道は、建設当初から休廃止に至るまで、文字どおり苦難の道を歩んだ鉄道といえましょう。しかし、1962年の開業から1997年に休止されるまで35年間にわたって、経営の苦しさなどとは関係なく、南部縦貫鉄道のレールバスは毎日毎日、淡々と走り続けました ...

 東京では3月末から4月上旬に満開になる桜も、はるか東北、津軽鉄道の沿線ではゴールデンウィークの頃にようやく見頃を迎えます。なかでも金木のそばにある芦野公園の桜は昔から有名で、列車に覆いかぶさる桜花を称して桜のトンネルと言われてきました。 こんな有名な桜の ...

 常磐線の勝田から阿字ヶ浦まで走るひたちなか海浜鉄道は、茨城交通湊線といったほうが我々の世代にはしっくりくる鉄道です。高校時代のクラブの夏合宿が平磯で行われていたので、毎年暑い時期にお世話になりました。 当時は北海道の羽幌炭鉱鉄道や留萌鉄道から来たキハ22 ...

 田んぼに蓮田に森にキハ、絵に描いたような鹿島鉄道の情景です。こんな幸せな光景に出会えただけで、鉄道写真を撮っていて本当に良かったと思ってしまいます。 この列車は朝の通学列車で、三井芦別鉄道や夕張鉄道からやってきた、貴重な湘南形のキハが2連で運用されていた ...

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